詩歌 verse

布地を継いだ額です。扇面には紫がかった料紙で2ミリほどの縁取りが施してあります。 I wish I could stay entranced with the lovely dancing angels. Dear mighty Wind. Please blow the clouds to close their way to heaven. あまつかぜ くものかよひぢ ふきとぢよ をとめのすがた しばしとどめむ 天を吹く風よ、天女たちが帰っていく雲の中の通り道を吹き閉ざしておくれ。天の舞姫たちの美しい姿を、もうしばらくの間ここに留めておきたいのだ。  僧正遍照  
煤竹を白木で挟んだ額縁です。亀甲柄の料紙と歌。おめでたい席に飾っていただけるものです。 大空に群れたる田鶴(たづ)のさしながら 思ふ心のありげなるかな 大空に群れ飛ぶ鶴も、さながら貴方の長寿を祝う心があるかのように見えます。 作者 伊勢が五条内侍の長寿を祝って詠んだ歌。
ブラックマットの背景に墨流しした扇面を裏打ちして額装しました。 The dawn is already breaking because of the hasty summer sun. Oh, Mr. Moon. Where are you sleeping behind the clouds? 夏の夜は まだ宵ながら明けにけり 雲のいづこに 月宿るらむ 夏の夜は、まだ宵のうちに明けてしまったが、雲のどの辺りに月は宿っているのでしょう。短夜で西山に入る間もなかったでしょうに。  清原深養父歌。
湯嫰水淸花不散 口甘神爽味偏長 湯は嫰(どん)に水は清く花は散ぜず 口甘く神爽やかに味は偏(とこしへ)に長し。 湯は軟らかに、水は清く、茶の泡は消えることはない。 飲めば口に甘く、心は爽やかになり、味はとこしえに続く。 宋の梅 聖兪の『嘗茶和公儀』の一節です。
看花飲美酒 聴鳥臨晴山 花を看て 美酒を飲み 鳥を聴き 晴山に臨む。
The blue roof is smiling at the sun. The green pond is playing with the breeze. I give you this flower with my whole heart. May it tie us up eternally. As time goes by, my sincerity only...
It's magic! The fallen leaves have changed the river Tatsuta into a beautiful scarlet carpet. Even great gods must have not seen such an amazing scene. ちはやぶる 神代も聞かず龍田川 唐紅に水くくるとは 昔の神話の時代でも、こんなことは聞いたことがありません。龍田川が深紅の色に水を括り染めにするということは。 古今集、百人一首でもお馴染み。在原業平歌。
涼しさを ます井の清水 結ぶ手に まづ通ひくる 万代の秋 涼しさが一層増す湧き水のほとりの井で水を掬うと、その手には真っ先に永遠の実りの秋がやっくるようです。 風雅集 九条隆博歌
 The dawn is already breaking because of the hasty summer sun. Oh,Mr.Moon. Where are you sleeping behind the clouds? 夏の夜は まだ宵ながら明けにけり 雲のいづこに 月宿るらむ 夏の夜は、まだ宵のうちに明けてしまったが、雲のどの辺りに月は宿っているのでしょう。短夜で西山に入る間もなかったでしょうに。 古今集 百人一首でもお馴染み。 清原深養父歌。
更に愛す 夜来風月の好(よ)きを 夜になって風と月が良くなり、更に愛でている。 唐の詩人 陸亀蒙の詩の一節。 青墨で行書を書き、濃墨で草書体を重ね書きしています。
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