その他

桜色の墨流しを扇面の地紙に施し、五寸の扇子に仕立てました。茶扇子ですが、バッグに入る大きさと、男性にも好評だったのが意外でした。
左京大夫顕輔の歌。 白い台紙に具引き、風紋ぼかしの紙が映える掛軸に仕上がりました。布地の絹が光沢を放ち、存在感がありました。 色違いの紙を入手しましたので、今後何を書こうかと、思いを巡らしています。
泉を汲みて閑に品す、故園の茶。 モダン装幀ながら、上質の紬を使って、品よくまとまりました。 青墨に濃墨の二重書きは昨年、扇面に書いて好評だったので、引き続き、創作に使っています。
九条隆博の歌。風雅集より。 継色紙風に仕立てた、風帯付き三段装幀。茶室に合います。が、丈を短めにして、タペストリー感覚で飾っていただくことを提案しています。
 2015年4月3日〜5日 上野 ギャラリー「しあん」にて、初の個展を開くことになりました。 www.siang.jp/space/index.html  タイトルは「墨の軌跡」 新しい紙に臨み筆を下ろす、二度と戻れない緊張の一瞬を、これからも忘れないために付けたタイトルです。 今年からは扇子以外の作品も手がけます。幸いに、良い額縁と表具師さんに出会え、作品に風情を与えていただけました。 うららかな春にのんびりしていただける空間でありますように。 画像は「朧」 額は継ぎ目のないブラックマット仕上げ。 御来廊、お待ち申し上げます。
看花飲美酒 聴鳥臨晴山 花を看て 美酒を飲み 鳥を聴き 晴山に臨む。 継色紙
今回は扇子の他に、額や掛軸も展示させていただきました。  
お正月飾りにふさわしく、扇子を掛軸で飾ります。
掛軸と額縁の展示。涼しさを ます井の清水 結ぶ手に まづ通ひくる 万代の秋 涼しさが一層増す湧き水のほとりの井で水を掬うと、その手には真っ先に永遠の実りの秋がやっくるようです。 風雅集 九条隆博歌   聞き得たり。園の中に花の艶なるを養ふことを。 君に請ふ。一枝の春を折らんことを許せ。 貴方の花園には、艶なる花が養い育てられていると聞きました。お願いします。一枝の春の盛りの花を手折ることをお許し下さい。
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