翰墨 2023

是に於いて几案羅列、枕蓆枕藉、意は心謀を會し、目は神授を往く。楽しみは聲、色、狗、馬の上なり。

こうして(本を)机の上に並べ、枕元に並べると、意に叶い、目は神から与えられたものを眺めることができ、その楽しみは音楽や恋愛、恩を忘れない犬や馬と遊ぶことよりも優さるものです。

李清照『金石録後序』より